最終更新:2022/4/1

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26 - 「A4コート90kg」って何?

「A4コート90kg」?「A4」がチラシのサイズだということは理解できても、「コート?」、「90kg?」って何ですのん?ってなるのが普通だと思います。
ここでは、一般的にチラシに使われる用紙の特徴と選び方について、解説しましょう。


◇コート紙
光沢があり、手触りがツルツルしているのが特徴です。
色の再現性に優れているので、写真を多用するチラシに最適です。
価格もリーズナブルでチラシとして最もポピュラーな用紙です。

◇マットコート紙
コート紙と同じく表面がコーティングされていますが、光沢が抑えられた用紙です。
落ち着いた仕上がりで文字が読みやすいという特徴があります。コート紙よりもコシがあるため、同じ斤量(厚み)でも厚みがあるように感じます。

◇上質紙
コピー用紙と同じ質感の用紙です。
表面にコーティングが施されていないため、くすんだ印象の仕上がりになります。
写真などを多用するチラシには不向きとなります。アンケートや申込用紙など筆記を伴うチラシには最適です。


では、「90kg」は何を意味しているのかと言いますと、紙の厚さを表しています。
一般的に厚さはセンチやミリなどで表しますが、印刷業界では用紙(主に四六判:788㎜ x 1,091mm)1,000枚の重さで表現し、重さが重いほど厚手の紙ということになります。
ちなみに、コート90kgは厚さ0.083mm、コート110kgは厚さ0.103mm。
重さで表現した方が表記はシンプルになりますが、実際どれくらいの厚さなのかイメージしづらいと思いますので、身近な紙に例えてみると以下のようになります。

◇コート73kg:新聞紙くらいの厚さ
◇コート90kg:コピー用紙くらいの厚さ
◇コート110kg:1万円札くらいの厚さ
◇コート135kg:週刊誌の表紙くらいの厚さ

ポスティングでよく使用される紙の厚さは上記4種類です。
一度に数十万から数百万枚のチラシをポスティングするようなケースでは、コスト上の理由でもっと薄い紙が使われることもありますが、ウラ写りがしたり、ポストに投函された後に新聞や他の郵便物に押しつぶされてクシャクシャになってしまったりすることもあるので、あまりオススメはしません。