最終更新:2022/4/1

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42 - 「松竹梅の法則」とは?

一度は耳にしたことがあるかと思いますが、おさらいの意味で「松竹梅の法則」をチラシづくりの側面から分かりやすく解説しましょう。
「松竹梅の法則」とは、“3段階”の価格設定を提示されたとき、人は真ん中を選択する傾向があるという心理法則のことを言います。
概ね、2:5:3の割合で真ん中を選ぶと言われています。
ちなみに松竹梅という和テイストな法則名がついていますが、日本に限らず欧米においても「ゴルディロックス効果」として広く知られている法則です。

チラシをつくる際、最も売りたいモノを真ん中に設定し、消費者をうまく誘導できれば、売上アップや利益率アップも夢ではありません。
注意しなければならないのは、2段階でも4段階でもなく、“3段階”に価格を設定するということです。
2段階だと約7割の人が価格の低い方へなびき、4段階(もしくはそれ以上)だと決断せずに保留にする傾向があるのです(決定回避の法則)。
1番高いモノは贅沢だし、失敗したら損失が大きい。かと言って、1番安いモノはケチくさいし、世間体も気になるし。というわけで真ん中が選ばれるのです。
「松竹梅の法則」を使って、大成功を収めている事例を紹介しましょう。


上記は、今、外食業界を席巻している物語コーポレーションさんが全国に250店舗展開する「焼肉きんぐ」の100分食べ放題メニューの価格設定です(2020年10月現在)。
最も利益率の高い、真ん中の「きんぐコース」へ誘導するための絶妙な価格設定がお分かりでしょうか?
最上位コースは真ん中からグッと高めに設定する一方で、最下位コースにわずか300円プラスで人気の4大名物が含まれるとなれば、思わず「きんぐコース」を選んじゃいますよね。