最終更新:2022/4/1

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44 - スーパーのチラシから学ぶ、ワザあり集客

誰しも一度は目にしたことのあるスーパーの折込チラシ。
卵や牛乳などの生鮮食品が利益度外視の特別価格でドカーンとでっかく出てるアレです。
そう、いわゆる客寄せパンダ的な「お1人様1点限り!」とかの特売セールです。
しかし、アレも実は立派なマーケティング手法の1つで、「フロントエンド商品とバックエンド商品」という考え方に基づいていて、実際に多くの企業が取り入れている理論です。
すなわち、利益度外視の目玉商品(フロントエンド商品)で消費者を惹きつけ、他の商品(バックエンド商品)の購入に結びつけ、結果的にトータルで利益を上げようという考え方です。

マクドナルドが以前やっていた「100円マック」や「100円コーヒー」もそれ単体のオーダーだと大した利益は出ませんが、来店客数を爆発的に増やすこととポテトなど他の商品を「ついで買い」させることで結果的に大幅に利益を増やすことができたのです。
居酒屋さんの「生ビール1杯100円!」やクリーニング店さんの「ワイシャツ99円!」なんかも同様の理論に基づいた戦略ですよね。

この「フロントエンド商品」の究極のカタチが無料提供(体験)で、化粧品・健康食品の通販やエステサロンや学習塾などでもよく使われています。
エステサロンの無料脱毛キャンペーン(10,000円相当)を例に考えてみましょう。
先着100名限定のキャンペーンとした場合、10,000円x100名=1,000,000円の費用負担となりますが、100名のうち、10名が300,000円相当の痩身コース(バックエンド商品)を契約すれば、300,000円x10名=3,000,000円の売上をつくることができ、広告宣伝費等を差し引いても十分利益を確保できるというわけです。

チラシを使って何かのキャンペーンを打つ場合もフロントエンドとバックエンドを意識することで集客力を上げることが可能です。
ただし、気をつけなければならないのは、フロントエンドで利益のことを考えてしまって、一般消費者に響かないオファーとなってしまうことです。
無料とまではいかなくとも、フロントエンドが「客寄せパンダ」にならなければ、そもそもバックエンドの商品を見てもらうことすらできませんので。